小学部では、麻機地区の自然との触れ合いや、地域の施設や商店の利用をとおして地域の人々との触れ合い活動に取り組んでいます。
4月は学級作りの時期。学校周辺の散策をとおし、クラスの友達や先生と仲良くなったり、集団行動を学んだりしました。
遊水地では季節の草花や生き物を見つけたり、広場でゴロ~ンと寝転んでみたりと、身体いっぱいに自然を感じました。
高学年は、指示書や地図を頼りにウォークラリーにも挑戦しました。
小学部では、年間3~5回、麻機小学校との交流会を行っています。同じ学年同士、1年生、2年生、…と、6年間の積み上げをとおして、互いの存在や良さを認め合えるようにと願って取り組んでいます。1学期の交流会では、新しいペアと小グループを作り、自己紹介をしたりゲームをしたりしました。ペアの友達ともすぐに仲良くなり、おしゃべりをしたり一緒に遊んだりする姿や笑顔がたくさん見られました。帰り際には、「またね」「今度は私の学校に来て」など、次の交流会を楽しみにする様子も見られました。
4年生以上の学年では、中央図書館麻機分館に出かけて行きました。分館の方に絵本を読んでいただいたり、学校の図書室よりもたくさんの中から好きな本を見つけたりしました。また、5,6年生は、栽培活動に必要な野菜の苗を買いに行きました。
どちらの活動も、「お願いします」「ありがとう」とやり取りしたり、マナーを守って行動したりと、校外ならではの貴重な学習ができました。「また来てください」と声を掛けられ、うれしい気持ちになりました。
小学部では、どの活動も年間を通して繰り返し行われるもので、地域での活動が学校生活の一部になっています。
きっと地域の方々にとっても同じで、麻機地区に本校の子どもたちがいることが当たり前になっていくことを願っています。