平成28年1月17日(日)に、麻機遊水地第3工区で柴揚げ漁を開催しました。
これまで「南沼上柴揚げ漁保存会」により再現されてきた柴揚げ漁が、今年から「麻機遊水地柴揚げ漁保存会」に受け継がれ、浅畑沼に冬の風物詩をよみがえらせました。
当日は約100人の方に参加していただき、温かいおでんや豚汁を食べながら伝統漁法である柴揚げ漁を楽しんでいただきました。
また、一般社団法人モリスの方々によるガイドシステムを活用した柴揚げ漁紹介ブースや、東海大学の学生による捕獲した生き物の展示ブースにも多くの方に立ち寄っていただきました。
柴揚げ漁の風景
柴揚げ漁の紹介ブース(協力:モリス) 生き物の展示風景(協力:東海大学)
沼の生き物を観察する子供たち 約100人が柴揚げ漁に夢中になりました!
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<<<ちょっとひとことコーナー>>>
参加者の中に俳人がいらっしゃいましたので、俳句を詠んでいただきました!
以下にご紹介します。
・舟ゆれて をり柴漬(ふしづけ)は 沈みをり
・柴漬(ふしづけ)に 舟ゆるゆると 近づき来(く)
・柴揚(しばあげ)に 美女三人の 視線あり
・柴揚(しばあげ)に 空の晴れたり 曇つたり
・柴揚(しばあげ)の 熱気水より 伝わり来(く)
・柴揚(しばあげ)の 波紋すぐ消え すぐ生まれ
・柴揚(しばあげ)の 濁りの沼と なつてをり
以上、すばらしい俳句を詠んでいただきありがとうございました!