令和5年1月29日(日)の午前、麻機遊水地第3工区において、火入れ実験を行いました。
遊水地では、年月が経つほどに植生遷移が進み、樹林化していく傾向があります。
樹林化が進むと、湿地らしい環境の喪失や治水機能の低下、枯れ枝の落下や倒木の危険などの問題が生じますが、火入れによって植生遷移を抑制することでこれらを防ぐことができると考え、実験を行っています。
その他にも、貴重な植物の発芽促進、まっすぐで利用しやすい上質なヨシを育てる効果、炭素固定などが期待できるそうです。
当日は、国立環境研究所気候変動適応センターの西廣淳先生のご協力の下に実施しました。
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